ウエディングプランナーの仕事環境

結婚

結婚式の市場は年々減少傾向にあるものの、時代の変化にともなって結婚式の形も多様化したため、ウエディングプランナーは常に一定の需要があると言えます。そんなウエディングプランナーの仕事環境についてですが、勤務先にもよりますが基本的にはとても忙しい業界と考えられます。

結婚式場に勤めている場合だと、平日は結婚式の準備に向けてお客様やそれぞれのスタッフと打ち合わせや、来店した人への見学案内や提案、式のプランを考えて企画書を作るなどの作業を行います。また、結婚式の当日はトラブルなく式を終わらせるために、スケジュール管理を行い、もし何か問題が起こればその対応をしなければいけません。結婚式という一つのイベントを扱うため、必要とされる能力もたくさんあります。

自社で挙式をしてもらうための企画提案力をはじめとして、新郎新婦や社内外との打ち合わせを円滑に進めるためのコミュニケーション力が求められます。さらにスタッフ全体へ指示を出し、動きをまとめるリーダーシップなど高いスキルが必要と言えるでしょう。式を成功させつつ収益を上げるためには、それぞれの費用計算や式に使われるアイテムについて細かな確認作業が必要になるため、ミスをせずに管理する力も大切です。

平日に行っている業務

ウエディング仕事

結婚式は週末に行われることが多いため、ウエディングプランナーが平日どんな仕事をしているのか、イメージが湧かない人もいるかもしれません。平日に行われる業務としては、式に向けての新郎新婦との打ち合わせやスタッフとの会議などがメインになります。

打ち合わせでは予算の設定や式場のレイアウト、衣装や演出などについて話し合いが行われます。事務作業としては、新郎新婦に向けてプランを提案するために資料を作成したり、問い合わせ対応をしたりすることもあるでしょう。週末は休みをとることが中々難しいので、休みをとることもあります。また、最近は平日に結婚式が行われることもあるため、家族婚や写真婚の進行をすることもあるようです。

また前撮りの予定が入っていれば、場合によっては立ち合いなどを行います。ウエディングプランナーの業務は多岐にわたっていて、例えば打ち合わせだけでも新郎新婦のほか、二次会を行う幹事や式の司会者、料理や照明スタッフなどかなりの数の人と話をしていかなければなりません。式場で使われる備品や、招待状のチェックなど確認する作業も多いため、特に繁忙期になると休みがとりづらいこともあるようです。フェアなどを行う場合は、そのための企画書作りを担当することもあります。